クランブルとは本来は小麦粉、砂糖、バターを混ぜてそぼろ状にした生地とそれを用いたお菓子のことで、イギリスを起源とします。
果物などにポロポロと崩れる細かい生地をトッピングして、オーブンで香ばしく焼いて作るお菓子がおなじみです。
クランブルは焼く前のポロポロ生地を冷凍保存しておくことができます。
冷凍庫にこれがあれば、フルーツにのせ焼いてパパっとデザートの完成です。
とっても簡単なので急な来客時でも手づくりスイーツでおもてなしができちゃいます♪
他にもマフィン、パウンドケーキ、チーズケーキなど焼き菓子を作るとき最後にトッピングして焼けば、ちょっぴり豪華な仕上がりになりますよ。
米粉でもとっても簡単に作れて、お菓子作りがはじめての方におススメします。
また使用する米粉の種類によって、ほろほろ口どけのよいクランブルから、ザクザクしたハードなクランブルまで粉による食感の違いを表現すことができ、色々な種類の米粉で作ってみるのもおもしろいです。
ほろほろ食感のクランブルが作りたい場合は製菓用米粉の細かい粒子の米粉を選び、ザクザク食感のハードなクランブルを作りたい場合は上新粉などの粒子の粗い米粉を選ぶようにしてください。
このことを知っていれば、クランブルを何にのせて焼くかで、食感を変えることができて、より一層米粉のお菓子作りの幅が広がります。
香ばしい米粉クランブルが何とも言えなく美味しいくて、ぜひ焼き立てを味わってみてくださいね。
お菓子をはじめてつくる方でも、簡単なので冷凍庫にストックし、おもてなしのシーンなどでご活用ください♪
りんごで作るのが一般的ですが、加熱に向くお好みの果物でつくってもいいです。
米粉のクランブル レシピ
●材料● 作りやすい分量
米粉 40g
きび砂糖 50g
アーモンドプードル 50g
無塩バター 50g
お好みの果物 好きな量
今回は今が旬のりんごと柿を使用しました。
※お砂糖は、きび砂糖以外の甜菜糖、素焚糖などその他のお砂糖に置き換えても作れます。
●作り方●
①ボウルに米粉、きび砂糖、アーモンドプードル、角切りにした冷えたバターをいれます。
②そぼろ状になるように指でつぶしてクランブルをつくり、冷蔵庫で冷やしておきます。
※この状態のクランブルを保存袋に入れて冷凍保存することもできます。
③果物を食べやすい大きさにカットして、耐熱皿に敷き詰めます。
④上に③のクランブルをかけます。
⑤180℃に予熱をしたオーブンで20分~30分、焼き色がつくまで焼いたら出来上がりです。