こんにちは!管理栄養士の梅子です。
ぷっくりとしたフォルムがなんとも可愛い台湾カステラちゃん♪
台湾カステラとは数年前から日本でも流行ってる、焼き立てのぷるぷるっと揺れる姿がなんとも特徴的な台湾発祥のカステラです。
カステラという名前はついていますが、日本のカステラとは作り方が全然違うので、味も食感も全く違う別のお菓子のような、そんな子です(^^)/
実はかなり前から、インスタグラムのフォロワーさんから米粉で作る台湾カステラのリクエストをけっこういただいてて。
でもね台湾カステラを食べたことがなかった私はレシピの完成形のイメージができなくてね、なかなかレシピ化に踏み切れず、ただただ気になる存在の台湾カステラちゃんでした。
しかーし、少し前にですがあのシューマイで有名な崎陽軒さんから米粉で作られたグルテンフリーの台湾カステラが販売されているという情報をキャッチして、ついに本物の台湾カステラをね、しかも米粉でグルテンフリーのものを食べることができたのですよ(>_<)
やっぱりね、食べてみてどんな食べ物なのかを知るって本当に大事!!
これで着地点がめちゃくちゃよく見えました(^^)/
崎陽軒さんの米粉台湾カステラには甜杏仁粉が入っててアジアンテイストで甘さ控えめな感じ。食べるとなるほど~ってめちゃくちゃ勉強になりました♪
これを食べてみて、今回のレシピではおうちで作りやすい材料で手軽に美味しくを目指したレシピにしてみましたよ(*^-^*)
たくさん試作して失敗も何度もしてきたので、その分レシピにポイント詰め込んでます♪
焼き立てはぷっくり可愛いフォルムをぷるぷる揺らして楽しみ、生地が冷めてしっとりしてからゆっくり味わい、さらに冷蔵庫で冷やして味や食感の変化を感じてお楽しみいただければなと思います♪
ぜひお試しになってくださいね(*^-^*)
米粉の台湾カステラ レシピ
米粉 65g
牛乳 70g
油 50g
卵 4個
きび砂糖 68g
※油は香りにクセがない米油や太白ごま油がおすすめです。
※卵の香りが苦手な方は、バニラペーストやバニラエクストラクトなどで、香りを足していただくとよいと思います。
レシピで使用している材料です↓
※米粉は商品によって吸水率が違いますので、他の米粉をお使いになる場合はご注意ください。
詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください↓
1.5~2倍速で見るとスムーズですよ(*^-^*)
本題は1:06から始まります。
レシピで使用している型です↓
イメージトレーニング用に動画もあります(^^)
・30cm×30cmのオーブンシートを型に敷き込みます。
写真は33cm×33cmのオーブンシートだったので、少し大きめ。30cm×30cmあれば大丈夫です。
・湯煎焼きにしたときに底から水が入ってこないように、型をアルミホイルで覆います。
なので底が取れないタイプの型で下からの浸水がなけば、アルミホイルはしなくて大丈夫です。
アルミホイルは二重にしてあると安心です。
・オーブンを150℃に予熱します。
卵を卵黄と卵白に分けて、卵白は冷蔵庫でよく冷やしておきます。
ボウルに牛乳と油を入れます。
湯煎にかけて65℃まで温めます。
湯煎から外して(ボウルが熱くなっているので気をつけてくださいね(^^))、手早く牛乳と油を混ぜ合わせます。
米粉を入れてよく混ぜます。
卵黄を1個入れてよく混ぜます。
卵黄を1個入れてよく混ぜます。
残りの卵黄を入れてよく混ぜます。
これで卵黄生地の出来上がりです♪
※バニラの香りをつける場合はここで卵黄生地に加えてください。
次にメレンゲを作ります。
よく冷やしておいた卵白のボウルに、きび砂糖を全量入れます。
ハンドミキサーの高速で泡立てます。
メレンゲの状態はすくった時に先っぽがおじぎをするくらい状態まで泡立てます。
ハンドミキサーの低速で20秒ほどゆっくりと全体を混ぜて、メレンゲのキメを整えます。
卵黄生地にメレンゲの1/3量ほどを入れて泡だて器で混ぜます。
メレンゲが入ってるボウルに卵黄生地を全量入れます。
泡をつぶさないように、全体を馴染ませながら底からすくい上げるように混ぜます。
全体が混ざってきたら、ゴムベラに持ち替えて底から返すように、底にたまっている卵黄生地が全体にいきわたるように混ぜます。
型に流し入れます。
低い位置から2~3回落としたり、揺すって表面を整えます。
容器の中に生地が入った型を入れます。
容器は熱伝導率の低い耐熱ガラスを使ってます。これがおすすめです♪
50~60℃のお湯を容器の高さ2cmのところまで注ぎます。
150℃に予熱したオーブンで60~65分焼きます。
※オーブンの焼き時間・温度は目安です。お使いのオーブンに合わせて調節してください。
焼き上がったらすぐに型から外します。
これで完成です♪
ではカットしてみますねー♪
ほわっほわ~
冷ましてからいただきまーす(*^-^*)
何度も何度も(たぶん少なくとも10回は焼いてるよ(*´з`))試作をして失敗しているうちに分かってきたことがあって、それは台湾カステラがとても繊細なレシピであるということ。
例えば下からの火の入り方がちょっと強いと表面が割れてしまいます。
この時はホーローバットにお湯(50~60℃)を張り、そこに生地を入れた型を直接入れてました。
この割れを改善しようと思ってバットの上に布巾を敷いて焼いてみたところ、
少し割れたけど一つ前に焼いたものよりはまだましに。
このようにちょっとした加減で、焼き上がりに大きな違いが出てくるとても繊細なレシピなのです。
全く同じに作っていただいたとしても、お使いのオーブンによって焼き上がりが変わってくる可能性もあるかなと思ってます(>_<)
もし割れてしまったとしても、冷ましてからお召し上がりいただくと味に大きな違いはありません(*´Д`)
また次に焼くときに温度や焼き時間、下からの火の入り方など少しずつ調整して、お使いのオーブンに合わせた焼き加減をみつけてみてください♪
また、焼き上がり後にしわしわに小さくしぼんでしまう場合は、焼き時間の不足が考えられますので、焼き時間を少し長くするなど調節されてみてくださいね♪
インスタでだいぶ前からリクエストをいただいた台湾カステラですが、ようやくレシピを完成させることができました(*^-^*)
どうか皆さんがぷっくりぷるぷる台湾カステラを成功されますことを願ってます♪
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