私が体験レッスンで見るのはオーブンの〇〇

こんにちは。
米粉専門の料理研究家として活動している
管理栄養士・米粉パティシエの鈴鹿 梅子です。
体験レッスンや講座のご相談で、
よくいただくのがこんなお声です。
「先生みたいなオーブンじゃないので不安です」
「うちのオーブン、かなり古いんです」
「オーブンが良くないから上手くいかない気がします」
確かに、オーブンは大切な道具です。
でも私は、
オーブンが原因で諦める必要はない
と思っています。
今日はその理由をお話しします。

▶ 個性豊か!オーブン問題
オンライン講座をしていると、本当にさまざまな環境の方がいらっしゃいます。
・最新の高機能オーブン
・10年以上使っているオーブン
・コンパクトな家庭用オーブン
・メーカーも機種もバラバラ
当然ですが、全員が同じ環境ではありません。
だから、
「先生と同じように焼いたのに違う」
ということも起こります。
でも、それは当たり前なんです。

▶ オーブンの性格を知っていますか?
大切なのは、
自分のオーブンの性格を知ること。
同じ180℃設定でも、
実際には温度が高めに出るオーブンもあれば、
低めに出るオーブンもあります。
焼き色が付きやすいものもあれば、
火力が弱いものもある。
人に個性があるように、
オーブンにも個性があります。
その個性を知らないまま使うから、
安定しないのです。

▶ 体験レッスンで見ているのは
実は体験レッスンで私が見ているのは、
完成したお菓子だけではありません。
・焼き色の付き方
・膨らみ方
・焼成時間
・表面の状態
こういった情報から、
「このオーブンはこういう傾向がありそうだな」
ということも見ています。
だから体験レッスンは、
お菓子を作るだけの時間ではなく、
【自分のオーブンを知る時間】
でもあるんです。

▶ オーブンに合わせる力が安定につながる
理論を理解していると、
「レシピ通りじゃないから失敗」
ではなく、
「このオーブンなら少し調整しよう」
という考え方ができるようになります。
・温度を少し下げる
・焼成時間を変える
・天板の位置を調整する
こうした小さな工夫で、
仕上がりは大きく変わります。
実際に講座生さんからも、
「オーブンの癖が分かりました」
というお声をよくいただきます。
これが安定して作れるようになるためには必要なんです。

▶ オーブンの癖を知った上で…性能による限界もあります
ここまで、
「自分のオーブンの癖を知ることが大切」
とお伝えしてきました。
実際に、
・温度を調整する
・焼成時間を変える
・天板の位置を変える
など、そのオーブンに合わせた工夫をすることで、
今より仕上がりが良くなる可能性は十分にあります。
ただ、ここは誤解してほしくないのですが、
【どんなオーブンでも、調整さえすれば理想通りに焼ける】
というわけではありません。
やはり、オーブンそのものの性能は
お菓子の仕上がりに大きく関わります。
火力や熱の入り方、庫内の広さなど、
機種によってできることには違いがあります。
そして、作りたいお菓子によっても
向いているオーブンは変わります。
今あるオーブンの癖を知って、
できる限り上手に使うこと。
そのうえで、もっと理想の仕上がりを求めるなら、
【作りたいものに合ったオーブンを選ぶこと】
この両方が大切だと私は思っています。

▶ まずは「今のオーブン」を知ることから
「うちのオーブンじゃ無理かもしれない」
そう思っている方も、
今使っているオーブンの特徴を知り、
焼き方を調整することで、
今より良く焼ける可能性はあります。
そして、それでも理想の仕上がりにならないときは、
自分の技術が足りないのではなく、
オーブンの性能や特性が、
作りたいお菓子に合っていない可能性もあります。
大切なのは、
「うまく焼けない=自分が下手」
と決めつけるのではなく、
なぜ、うまくいかないのか?
どこまで調整できるのか?
道具を変える必要があるのか?
そこまで考えられるようになること。
体験レッスンでは、
そんな視点も一緒にお伝えしています。
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