熊本県の郷土料理で、熊本では子供からお年寄りまで誰もが食べる定番のお茶菓子・おやつです。
輪切りにしたサツマイモとあんこを小麦粉の皮で包んで蒸したシンプルなお菓子で、あんことサツマイモ、小麦粉の皮を食べたときのバランスがとてもよく、小麦粉の皮が何とも言えない美味しさなんです。
そんな熊本名物いきなり団子をグルテンフリーにして作ってみました。
米粉で皮を作った場合は、蒸し上がってすぐに食べるともともち感が強くて、
それはそれで美味しいのですが、本来のいきなり団子とは何か違います。
このもちもち感を落ち着かせるために、少し冷ましてから食べることが、この米粉で作るいきなり団子の美味しい食べ方です。
米粉いきなり団子レシピ
●材料● 作りやすい分量
【皮】
米粉 100g
豆腐 100g
きび砂糖 大さじ1
自然塩 ふたつまみ
【具】
さつまいも 適量
あんこ さつまいもと同量
※皮の分量は基本の分量なので、サツマイモとあんこの量に合わせて足りなければ増やすなどして調節してください。
※お砂糖は、きび砂糖以外に甜菜糖、素焚糖などその他のお砂糖に置き換えても大丈夫です。
このレシピで使用している米粉はこちらです。
米粉は商品により吸水率、吸油率が異なるので、他の米粉を使用する際はご注意ください。
動画はこちらから見られます↓
●作り方●
①サツマイモは1cmの輪切りにして水にさらす。
②水をふき取ったサツマイモに、同量のあんこをのせる。
③ボウルに豆腐、きび砂糖、自然塩を入れ、ゴムベラでしっかり潰しながらよく混ぜる。
④③のボウルに米粉を加え、よく混ぜてひとまとめにする。
かたさの目安は耳たぶくらい。
※生地がかたい場合は水を足して、ゆるい場合は米粉を足して調整してください。
⑤生地を薄く伸ばす。
生地の量は包む具の総量1:皮0.8~0.9が包みやすいですが、お好みで皮を薄くしてみてもいいです。
⑥伸ばした生地の上に、あんこを下にしてサツマイモをのせ包む。
⑦とじ目を下にして、1個ずつオーブンシートにのせ蒸す。
サツマイモにつま楊枝がスーと通れば蒸し上がり。
出来上がり。