「もっとレシピがあれば、うまくなるはず!」

そんな気持ちで、レシピを集め続けていませんか?

米粉専門の料理研究家で米粉の魅力を伝え、

お米の可能性を広げる活動をしている

管理栄養士で米粉パティシエの鈴鹿梅子です。

 

新しいレシピを試すと、

その場では「うまくできた!」と思っても、

次に同じように作ったら、【なぜか】仕上がりが違う!

 

そんな経験をしたことがある方に

今日の記事はぜひ読んでもらいたいです。

▶ レシピは「答え」ではなく「結晶」

まず知っておいてほしいのは、

レシピは答えではありません。

 

レシピは、

何度も試作して、失敗して、微調整を重ねて

たどり着いた結晶です。


でも、その背景にある

・なぜこの配合なのか
・なぜこの工程なのか
・なぜこの温度・時間なのか

ここが分からないままだと、

同じ仕上がりにならなかったときの

【なんで?】が解消できないままになります。

▶ レシピを増やしても、上達しない理由

レシピ通りに作ることは、
「再現」ではあっても
「理解」とはちがいます。

 

理解がないままレシピを増やすと、
こんな状態になりがちです。

・レシピによってできがバラつく
・少し条件が変わると対応できない
・失敗すると、原因が分からない

そしてそのたびに、
「私には向いてないのかも」
と、自信がなくなっていきます…

 

すでに教室や販売をやっているけど、

自分が作るお菓子に対して自信がない人は

理解という「理論」が入っていない場合が多いです。

 

私も「製菓理論を学ぼう!」と思ったきっかけは、

美味しいけど、知識には自信がなかったからでした。

▶ 上達している人がやっていること

安定して作れる人にはこんな共通点があります。

長く続けている人が見ているのは、

レシピそのものじゃなくて、「なぜ、そうなるか」です。

・この材料は、どんな役割をしているのか
・この工程を省くと、何が起こるのか
・条件が変わったとき、どう調整すればいいのか

 

ここが分かると、

レシピ通りに作れるだけではなくて、

自分でレシピが考えられるようになって、

オリジナルのレシピだって生み出せるようになります。

▶ 理論が腑に落ちると、世界が変わる!

理論がつながると、
作るときの感覚が変わります。

 

たとえば、

・失敗しても慌てない
・原因を考えられる
・次の一手が分かる

 

そして、
「また失敗したらどうしよう」
という怖さが、少しずつ消えていきます。

 

これは、
教室や販売をしていく上で、
とても大きな違いです。

▶ 仕事にしたいなら、土台は必要です

趣味で楽しむだけなら、
レシピを集めるだけでも十分かもしれません。

でも、
米粉のお菓子を仕事にしたいなら、
話は変わります。

 

・なぜこの作り方なのか説明できるか
・同じ品質を保てるか
・失敗したときに立て直せるか

 

この「土台」があるかどうかで、
続けられるかどうかが決まります。

 

レシピは、
上達のゴールではなく、スタート地点です。

 

そこから
「なぜ?」を重ねていくことで、
初めて自分の技術になり、自信も持てるようになりますよ。

▶ 理論から学びたい方へ

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「レシピを集めるよりも、自信がほしい!」

という方は、学び時ですよ。

(現在募集枠は満席。次回の募集のお知らせをお待ちください。)

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ABOUT ME
管理栄養士 鈴鹿 梅子
お米と米粉専門の料理研究家・管理栄養士として、米粉の魅力とお米の可能性を広げる活動をしています。 自国で唯一自給できる大切な食材「お米」を未来につなぎたい──そんな想いから、楽しみながら米粉を使える「米粉のレシピ帖」を発信しています。日本の食を元気にする一歩を、あなたと一緒に広げていけたら嬉しいです。 小麦をやめただけで、どの病院でも原因不明だった私の体調不良は嘘のように改善しました。 この体験をきっかけに、小麦中心の生活からお米と米粉へシフト。お米が持つ大きな可能性と魅力に気づき、2018年から「とっておきの米粉レシピ」を発信し続けています。 2016年から、無理なく続けられる『ゆるグルテンフリー』の生活を続けています。 卵や乳製品のアレルギーがあっても楽しめる、美味しいレシピもたくさんご紹介しています。 現在は、夫と小6の息子・小1の娘と都内で4人暮らし。将来は、水のきれいな田舎で、自給しながらのんびり暮らすのが私の小さな夢です。